鳥居の修復 Ⅱ(新宿区)

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鳥居の修復 Ⅱ(新宿区)

職人ブログ

2017/12/30 鳥居の修復 Ⅱ(新宿区)

12月11日から15日に掛けて修復した新宿区のある大手企業様の鳥居のご紹介です。修復というより今回は修理と言った方が良いでしょう。

鳥居の修復Ⅰもご覧ください。

 

鳥居は、同企業様の自社ビルの裏手に祀られている社の鳥居です。

7基ある鳥居はどれもかなり傷んでいます。実は建て替えもお勧めしたのですが、取り急ぎ「貫」部分のみの修理をご希望でした。

 

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貫をうまく説明できないので、図を拝借しました。上から「笠木」「島木」「貫」です。

 

修理のご依頼は、この「貫」の柱から外側部分です。

長い年月、風雨と日差しにさらされて、木がポロポロです。しかしながら、年度内の予算の関係から今回の費用は出来るだけ抑えたいとのことです。

 

<左右上写真>

手前1基目の鳥居です。貫の外側の部分が左右共にありません。それだけでなく柱も貫もかなり傷んでいて、ポロポロと崩れています。更に、鳥居が建つ敷地に左右にスペースが無く、貫板をそっくり交換することができません。

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<下写真>

左は2基目の鳥居です。柱はしっかりしていますが、貫の外側がありません。

右は3基目の鳥居です。貫の部分は残っていますが、柱も含めてかなり傷んでいます。

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5日掛かけた修理工程を、簡単に説明してみます。
先ずは、崩れた部分をボンドとパテで固めました。無くなっている貫は、新たに板を加工して取り付けました(写真下2列目)。
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上の写真で説明したように下地を整えるためにパテ埋めをしますが、そのパテが乾いていくと凹みが深かった部分などがパテが凹むので、そうした部分を更にパテ足して埋めします。
次に、パテした部分をサンドペーパーで水研ぎをします。少し粗目のペーパーを掛けて、仕上げに細かいペーパーを当てます。ここまでで3日
やっと塗装です。一回塗って一日乾かせた後に、もう一回塗る二度塗り。
左写真:作業完了です
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以上、都合5日です。もちろん5日間全て終日作業するわけではありません。半日作業もありますが作業を急ぐあまり、乾きなどを中途半端に次の工程に進むと良いことはありません。
色味の違いはこうした部分修理で、しかも費用を抑えた工事では已むを得ない部分です。ご了承いただいたうえでしたが、周囲の経年でくすんだ色に出来るだけ合った色を探しましたが、良い出来だと思います。お客様もご満足いただきました。
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