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仏壇のお買い替えのポイント
お仏壇の洗浄・修復の見積りに伺うと、よく買い替えも検討されていて、仏壇店にも足を運ばれていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
そこで、今日は買い換えについて、参考になるかなと思うことを整理してみます。
これまでお仏壇は、先祖代々引き継ぎお守りすることが通常でしたが、私の推測ですが、近年お仏壇購入者の3割くらいが買替されるのではないかと思います。
ご家庭の事情等で買い替え時期はそれぞれですが、そのきっかけは次のようなことではないかと思います。
〇 お仏壇が古くかなり汚れてきた(購入から20~30年を超えると、艶が亡くなり煤汚れが強くなります)
〇 お仏壇の板が割れるなど壊れている箇所がある
〇 自宅を新築やリフォーム、または引越する
〇 実家から引き継ぎ(両親の他界など) ・・・など
では、買い替えするに当たってのポイントを手順を追って整理してみます。
1.新しい仏壇の選定(設置場所含む) 2.古い仏壇供養 3.新しい仏壇の開眼法要 4.納品までの日程
以上の4項目です。それぞれご説明しますが、その前に、ぜひ検討いただきたいことがあります。それは、買い替えよりお安い「洗浄・修復・修理」という方法です。お仏壇の汚れや痛みを洗浄・修復して、綺麗にして引き継いでいただきたいのです。 例えば、金仏壇の金箔が煤で汚れている場合は、金箔を張り替える方法以外にも、金箔泡洗浄という施工方法があります。唐木仏壇でも煤汚れを洗浄して、艶を取り戻す施工方法があります。ぜひ一度ご相談ください。見積もりも無料です。
まずは、設置場所です。風通しや水回りが近いなど、仏壇が傷むような場所ではないか? 神棚と向かい合わせにならないか? なども踏まえて決めます。 設置場所が決定したら、設置場所の高さ・横幅・奥行きを測ります。また、扉の開閉も注意します。開けた場合の寸法も設置場所の状況に併せて考慮します。
詳しくは、10月5、7日のブログ「お仏壇の置き方、置く場所、向き、方角について」その壱~その参を、ご覧ください。
次に、新しいお仏壇の選定。お仏壇について書き始めるとキリがないので、産地や材質など詳しくは追々書くとします。 ここでは、お店に行ってお仏壇を見るための参考情報をお伝えしておきます。 それは、経済産業省から出された「仏壇産業の現状と今後のあり方に関する研究報告書」を、ご一読されると良いと思います。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seisan/butsudan/report01.html
お仏壇の ① 木材などの材質や木材・ 漆・金箔などの加工方法 ② 国産/外国産の定義などの商品表示について、詳しく報告されています。 仏壇店の店員さんと話すと、昨今のお仏壇、プロの店員でも材質など見極めるのは難しいと言います。「商品表示を信じるしかない」とも言われました。経産省の指導の 下、適切・適正な標品表示がされていると思われる中から選んでいただきいと思います。
最後に、御本尊や仏具です。ご本尊・脇侍・位牌、その他仏具も買い替えるか決めます。今ある御本尊や仏具をそのまま使う場合は、それぞれのサイズを測って、新し い仏壇に収まるかどうか確認します。なお、仏具などを全てを買替える必要はありませんし、全てを買替えてもかまいません。買い替える場合は、宗派等に沿って仏具 を選びます。
仏壇には魂が宿り、供養によって魂を抜かなければなりません。古いお仏壇を粗大ゴミとして個人で処分するのは、何より気が引けますし避けて頂きたいです。では、どうするかと言えば、住職に供養してお焚き上げをしてもらいます。お焚き上げとは焼いて天に返すことです。
お寺は菩提寺(檀家となるお寺)でなくても、近くのお寺でも良いのですが、お寺といえども最近は消防署からの指導や周辺地域への配慮から、野焼きするのが難しくそれなりの設備が無いお寺では受けて頂けません。それに供養にはお布施がかかります。新しい仏壇を購入したお店が引き取って供養と処分の両方をしてくれる場合もありますが。別途料金が掛かります。 まことみ堂でもお引き取りのご相談を承ります。 あとは、仏壇の引き出しなどに何かが入ったままになっていないか確認をしてください。洗浄・修復でお預かりした際でも、印鑑などが出てきた経験があります。
開眼法要は仏壇開きや入魂式などとも言いますが、まずは住職に依頼します。地域や宗派によって異なりますが、仏具などを飾り付けた上で住職に来ていただきます。もちろんお布施が必要です。
法要までに新しい仏壇を用意したい。というような場合は、納品までにどのくらいかかるのか仏壇店と打ち合わせます。また、古い仏壇の供養や新しい仏壇の開眼法要を住職に依頼し、日程調整をしてもらわなければなりませんので、合わせて調整が必要です。 また、仏壇が大きくて運び込めないなんてことのないように、自宅の玄関から設置場所までの搬入経路を確認します。
お仏壇は、故人やご先祖様を身近に感じながら、毎日お参りするものだということです。大切なのはご先祖への供養なのです。 買替を否定するつもりはありません。選択肢の一つですが、多くのお仏壇は修理・修復で蘇ります。出来れば引き継いで頂きたいと思っています。 そのためのお手伝いをしたいと言うのが、まことみ堂の思いです。是非、ご相談ください。
お問い合わせは、㈱まことみ堂 ☎ 03-6324-9100 又は こちらのメール問合せまで 見積無料
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24/04/23
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お仏壇の洗浄・修復の見積りに伺うと、よく買い替えも検討されていて、仏壇店にも足を運ばれていらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
そこで、今日は買い換えについて、参考になるかなと思うことを整理してみます。
これまでお仏壇は、先祖代々引き継ぎお守りすることが通常でしたが、私の推測ですが、近年お仏壇購入者の3割くらいが買替されるのではないかと思います。
買い替え検討の時期
ご家庭の事情等で買い替え時期はそれぞれですが、そのきっかけは次のようなことではないかと思います。
〇 お仏壇が古くかなり汚れてきた(購入から20~30年を超えると、艶が亡くなり煤汚れが強くなります)
〇 お仏壇の板が割れるなど壊れている箇所がある
〇 自宅を新築やリフォーム、または引越する
〇 実家から引き継ぎ(両親の他界など) ・・・など
では、買い替えするに当たってのポイントを手順を追って整理してみます。
買替えのポイント
1.新しい仏壇の選定(設置場所含む)
2.古い仏壇供養
3.新しい仏壇の開眼法要
4.納品までの日程
以上の4項目です。それぞれご説明しますが、その前に、ぜひ検討いただきたいことがあります。それは、買い替えよりお安い「洗浄・修復・修理」という方法です。お仏壇の汚れや痛みを洗浄・修復して、綺麗にして引き継いでいただきたいのです。
例えば、金仏壇の金箔が煤で汚れている場合は、金箔を張り替える方法以外にも、金箔泡洗浄という施工方法があります。唐木仏壇でも煤汚れを洗浄して、艶を取り戻す施工方法があります。ぜひ一度ご相談ください。見積もりも無料です。
1.新しい仏壇の設置場所と選定
まずは、設置場所です。風通しや水回りが近いなど、仏壇が傷むような場所ではないか?
神棚と向かい合わせにならないか? なども踏まえて決めます。
設置場所が決定したら、設置場所の高さ・横幅・奥行きを測ります。また、扉の開閉も注意します。開けた場合の寸法も設置場所の状況に併せて考慮します。
詳しくは、10月5、7日のブログ「お仏壇の置き方、置く場所、向き、方角について」その壱~その参を、ご覧ください。
次に、新しいお仏壇の選定。お仏壇について書き始めるとキリがないので、産地や材質など詳しくは追々書くとします。
ここでは、お店に行ってお仏壇を見るための参考情報をお伝えしておきます。
それは、経済産業省から出された「仏壇産業の現状と今後のあり方に関する研究報告書」を、ご一読されると良いと思います。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seisan/butsudan/report01.html
お仏壇の ① 木材などの材質や木材・ 漆・金箔などの加工方法 ② 国産/外国産の定義などの商品表示について、詳しく報告されています。
仏壇店の店員さんと話すと、昨今のお仏壇、プロの店員でも材質など見極めるのは難しいと言います。「商品表示を信じるしかない」とも言われました。経産省の指導の
下、適切・適正な標品表示がされていると思われる中から選んでいただきいと思います。
最後に、御本尊や仏具です。ご本尊・脇侍・位牌、その他仏具も買い替えるか決めます。今ある御本尊や仏具をそのまま使う場合は、それぞれのサイズを測って、新し い仏壇に収まるかどうか確認します。なお、仏具などを全てを買替える必要はありませんし、全てを買替えてもかまいません。買い替える場合は、宗派等に沿って仏具 を選びます。
2.古いお仏壇の処分
仏壇には魂が宿り、供養によって魂を抜かなければなりません。古いお仏壇を粗大ゴミとして個人で処分するのは、何より気が引けますし避けて頂きたいです。では、どうするかと言えば、住職に供養してお焚き上げをしてもらいます。お焚き上げとは焼いて天に返すことです。
お寺は菩提寺(檀家となるお寺)でなくても、近くのお寺でも良いのですが、お寺といえども最近は消防署からの指導や周辺地域への配慮から、野焼きするのが難しくそれなりの設備が無いお寺では受けて頂けません。それに供養にはお布施がかかります。新しい仏壇を購入したお店が引き取って供養と処分の両方をしてくれる場合もありますが。別途料金が掛かります。 まことみ堂でもお引き取りのご相談を承ります。
あとは、仏壇の引き出しなどに何かが入ったままになっていないか確認をしてください。洗浄・修復でお預かりした際でも、印鑑などが出てきた経験があります。
3.新しい仏壇の開眼法要
開眼法要は仏壇開きや入魂式などとも言いますが、まずは住職に依頼します。地域や宗派によって異なりますが、仏具などを飾り付けた上で住職に来ていただきます。もちろんお布施が必要です。
4.納品までの日程
法要までに新しい仏壇を用意したい。というような場合は、納品までにどのくらいかかるのか仏壇店と打ち合わせます。また、古い仏壇の供養や新しい仏壇の開眼法要を住職に依頼し、日程調整をしてもらわなければなりませんので、合わせて調整が必要です。
また、仏壇が大きくて運び込めないなんてことのないように、自宅の玄関から設置場所までの搬入経路を確認します。
最後に、
お仏壇は、故人やご先祖様を身近に感じながら、毎日お参りするものだということです。大切なのはご先祖への供養なのです。
買替を否定するつもりはありません。選択肢の一つですが、多くのお仏壇は修理・修復で蘇ります。出来れば引き継いで頂きたいと思っています。
そのためのお手伝いをしたいと言うのが、まことみ堂の思いです。是非、ご相談ください。
お問い合わせは、㈱まことみ堂 ☎ 03-6324-9100 又は こちらのメール問合せまで 見積無料
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