【横浜市都筑区】鳥居の新築（建替え）

昨年令和3年の11月中旬に、ご相談のお電話を頂戴して、鳥居を製作して設置致しました。

＜ 施工前 ＞

笠木などはまだ大丈夫ですが、左の柱は白蟻と雨水などで流石に限界です。

＜ 施工前 ⇒ 施工後 ＞

お客様からのご要望

町会に諮かり、古くなった鳥居を建替えて、新しい鳥居を有志4人で奉納したい。

鳥居は、笠木が8尺３ｍ　柱12～3cmφ　ブリキあり、基礎は地面に直下差しで、かなり前に自分達でボイド管で補強したが、柱は朽ちて傾いてしまっている。
何社か相談して話を聞いたが、丁寧に説明してくれている御社が一番良いように思うので、お願いしたい。

建替（新築）は、来年（令和4年）2月の初午に間に合う様にお願いしたい。

＜施工後＞

貫下を少し高くしました。屋根の水切りは、住宅屋根にも使われるガルバリウム鋼板を取付けています。

カッコ良く出来たと、たいへんお喜び頂けました。

新しい鳥居には神額も綺麗にと、簡単に上から塗り直しただけですが、お客様にお持ちいただいき撮影しました。

職人からの一言

１１月半ばにご相談頂き、翌年２月９日迄となると、３か月少ししかありません。弊社では、鳥居製作に基本的に約２ケ月を頂戴しています。

何故かと申しますと、まず、節の少ない木材を選定しますが、余裕があると良いものが選べる可能性が高くなります。

そして仕入れる木材は、お造りする鳥居の太さより太い木材を仕入れて、そこから反り等を見ながら削っていくからです。

日程がタイトですので、急いで拝見して御見積書をお出しした処、日程や弊社の施工姿勢をご理解いただき、即決でご判断いただきました。

直ぐに製作に入り、１月末に建替えることが出来ました。ただ、赤の塗装が乾くまで名入れが出来ません。１週間程乾かせて２月８日に名入れを完了！

お客様のご協力もあって、１０日の初午に間に合いました。　　ありがとうございました。

いつもならが、良い出来だと職人の技に感心です。

「奉納」文字と、奉納された４人の方のお名前を入れました。