【北茨城市】神社神殿の金箔修復（皇祖皇太神宮様）

お客様からの要望と声

神社神殿の扉金箔、大祭に向け掃除中に剥がしてしまいました。修復してくれる先がなかなか見つからず困っていましたが、まことみ堂さんに出会えることができました。

東京からでは遠方であることなども、色々配慮していただいたことなどを考慮した結果、お願いする事にしました。現場での作業が始まると、階段部分など扉以外にもあちこち金箔が擦れるなどが気になりました。予定以外のその場のお願いでしたが、お出でいただいた職人さんも快く請けて頂きました。

素晴らしい出来映えです。ありがとうございました。

< 施 工 前 >

掃除をされた際、何気に拭いてしまった扉、金箔が剥がれてしまいました。

扉は片側巾1６㎝ × 縦２８㎝ 程です。

扉以外も経年劣化やお掃除の結果、金箔が擦れて剝れています。

< 施 工 後 >

扉の金箔は剝れている様に見えますが、奇麗になって周囲が映っていて黒っぽく見えます。

始めのご相談では扉の擦ってしまった面だけでという事でしたが、どうしても、新しい金箔部分と従来の金箔部分では、色味が違っていまうため周囲の枠も箔を押しました。

扉の金具も箔を押しています。

職人からの一言

最初のお電話では、「修復が可能か、一度見に来て見積して頂けますか？」とのご相談でした。遠方微妙な距離です。一日かがりですので、簡単に拝見に伺うわけにもいかず、まずは近隣の職人を当たりました。そしてお伺せずに見積をすることにして、写真を送って頂き、電話でご要望や扉のサイズなどを詳しくお聞きして概算のお見積りをしました。扉を送って頂いての施工も検討しましたが、社殿を開いたままにも出来ず、いろいろご相談の結果、東京から日帰り出張で受け賜わる事にしました。

神社の社殿であることに加え、現場での箔押し作業ですので、相当の技能・技量に加え経験も必要な施工です。信頼のおける仲間に行ってもらいました。

大祭に向け奇麗に修復ができて、お役に立ててことを嬉しく思います。ありがとうございました。