【新宿区】携行本尊台‗金箔修復（渡邊様）

お客様の声

おばあちゃんが京都の寺から購入した浄土真宗の掛軸の扉、奇麗にしようと拭いたのか、金が傷の様に剥がれてしまっていました。

直せないかと近所の仏壇屋さんに持って行ったのですが、断られてしまいました。

日々開く扉、気になって直してもらえるところを探して、まことみ堂さんにめぐり会う事が出来ました。気持ちを察していただき、小さな仕事でも快く請けて頂きました。届いた掛軸の扉、修復されてきれいになってよかったです。ありがとうございました。

＜　施工前　＞
　

汚れを取ろうと拭いてしまって、金箔が剥がれてしまった。沢山いただくご相談です。

金箔は触らないが鉄則と言っても良いと思います。

＜　施工後　＞
　

色味が違わない様に、傷の無かった左の扉も箔押ししています。

職人からの一言

弊社は宗派を問わないどころか、いただいたご相談は基本的にはお断りしません。仏壇を始め仏具は多少壊れていても、電気製品の様に支障はないのです。

なので、直すのはお気持ちなのだと思っています。特に、傷つけてしまった、壊してしまったという思いは、なかなか消せません。

本件同様に金箔修復でご依頼の多いのは、繰位牌（繰出し位牌とも回天位牌とも呼びます）の扉です。

どんなに古くても修復できないものは、ほぼありませんが、あまりに費用を掛けるのは考えるところですので、費用は抑えつつ修復します。

引き継がれたものを大切にされる、そうしたお気持ちへのお助けになるのだということを、いつも心に留めて作業をしています。

また、修復後は新品に近いものになることは付け加えておきたいと思います。お支払は仕事の仕上がりを見て頂いて、ご納得後に頂戴しております。

綺麗に仕上がっていますとのお褒め言葉を頂きました。ご用命ありがとうございました。

※ お問い合わせの品物はお調べした処、西本願寺の免物で浄土真宗本願寺派の所属寺院を通してでなければ手に入らないものでした。本願寺公式サイトの各種お申込みの免物からご確認ください。

施工内容

携行本尊台　　総丈17㎝、横幅10㎝（扉を閉じた状態）

・ 両扉の金箔‗押し直し