【草加市】稲荷社／狐の新調、外宮新築(建替え)、神具の購入　ほか（押田様）

お客様からのご要望

自宅敷地内のお稲荷さん古く傷んでいて、特に狐さんの顔などが崩れて、可哀そうで気になっていました。何処に相談していいものか、ネットなどで探してようやく見つかったのがまことみ堂さんでした。ホームページの問合わせに写真を添付してご相談をしました。一度見に来ていただけるとの事でお願いしましたが、都合の良い曜日や時間まで気遣っていただきました。
 
実際に稲荷社をみていただき、次のような診断となりました。
狐はとても良い仕上げ、近年、こんな毛並を表現できる職人が非常に少なく修復は高額になってしまう。また、修理しても直ぐに欠けたりするとのことで、取り換えの場合は古い狐はお祓いして処分までの説明でした
外宮は側面に傷みあり見ていただきました。修理して灰汁洗いも可能だが、将来的には建替えがお得であると説明がありました
鳥居は、まだ、しっかりしているので塗り直しで可能と診断でした
 
母とも検討した結果、外宮と狐さんは買替、鳥居は再塗装、加えて細かい神具もこれを機会に新しくすることにしました。
ご相談したのが10月で年内に綺麗になれば良いねと話していましたが、外宮を作るのに2ヶ月掛かるとのことでしたので、年明け初午を目指して進めていただくことでお願いしました。
何人かの職人さんが、それぞれの仕事に来られました。綺麗になっていく稲荷社、嬉しい気持ちで見ていましたが、工事が終わりすっきり綺麗に出来上がった稲荷社、お願いして本当に良かったと思います。ありがとうございました。
 
< 施 工 前 >　⇒　< 施 工 後 >
まずは狐様。長い間の御使いお疲れ様でした。
残念ながら修理整形しても強度が得られず、お取替えの時期を迎えたという処でしょうか
　
台の奉納は省いて費用を抑えました。

続いて外宮

台座に対して屋根が傾いているのが分かります。柱から直すと修理は大事になりそうです。
側面の壁板も長い年月の風雨で板が反るなど傷んでいました。

既存の台座をそのまま流用すると、設置面の関係で選択肢が限られてきます。もっと高級なものも…という思いもあろうかと思いますが、何より大切なことはお祀りしてお参りすることですし、綺麗に建替えたことに神様もお喜び頂けると思います。

そして鳥居です

鳥居は補修と塗り直しです。