お仏壇のクリーニング

株式会社 まことみ堂

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お仏壇のクリーニング

職人ブログ

2013/04/13 お仏壇のクリーニング

お仏壇をきれいにしたいと見積もりの依頼がありますが、いつも言葉は難しいなと思います。

単にきれいにすると言っても、人それぞれに思っていることが微妙に違います。例えば、私たちには「洗浄」がぴったりしますが、一般的には、クリーニングと か掃除がしっくりするのかもしれません。クリーニングとか掃除とはちょっと違う洗浄、例えば、唐木仏壇なら艶を取り戻すまで、金仏壇なら煤を洗い流して光 を取り戻すまで、漆ならくすみを取って顔が写るようなレベルまで磨く作業をイメージします。なので、クリーニングとか清掃そかとはちょっと違う感覚なので す。

同じように、修理や修繕と修復です。私たちの感覚では古くなった仏壇を、修復したり補修すると言いますが、一般的には修理とか修繕という言葉がわかりやす いかもしれません。でも、傷んだ箇所を元の姿にできるだけ戻す、あるいは目立たなくするのは、やはり修復や補修がぴったりきます。また、傷や痛みが進まな いようにもします。

見積もりのお話をするとき、単に単語をそのまま捉えるのではなく、お客様のご要望やその意図をくみ取るところから始めます。そして、お仏壇が永く引き継がれていけるように、ベストの施工(洗浄や修復の技術や技能)を提案することを心がけています。

作業しながら思うことは、期待されている以上の”仕上がり”とすることです。これまで、お褒めいただいたことはあっても、お叱りを受けたり、がっかりされたりしたことはないので、期待値以上の仕事はできていると思っています。

まぁ、洗浄にしろクリーニングにしろ、古くなったお仏壇をきれいにすることに違いはないのですが・・・。

 

 

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