【国分寺市】外宮の修理・修復のお見積りからお預かり

お盆前にの8月11日、建築会社様から、次のような問い合わせのお電話を頂きました。

「国分寺で建替工事（工期：今年12月撤去～来年8月まで）をするが、その敷地内にお社（祠）があって、一時撤去する間に補修（壊れたところはなく塗直しなど）していただきたい」との事でした。早速、御見積の日程を建設会社様と調整、8月20日にお伺いしました。神具は既に片付けられていて、周囲も既に更地に近い状態で、お社と鳥居だけが片隅に残されていました。
お見積りは、ご要望をお聞きしながら、傷み具合や修理の必要な部分の確認などします。後は、写真を撮って採寸して終了。およそ40分程度でした。

屋根は一般的な銅板ではなく、ステンレス鋼板の様です。木部に腐りまではありませんが、やはり傷みは散見されます。
大きさは、一番大きい屋根の外形で、巾1015×高1025×奥行1085（mm）

お伺いして、次の様なご要望を伺いました。
・今週末にお祓い予定、ご神体を別に移した後、建て替え工事着工の為、なるべく早く搬出希望、来年7月まで預かっていただきたい。
・本体の修復と塗り直し、屋根（ステンレス？）も塗りを希望します。

また、弊社からは、次の様なご提案をしました。
・屋根の鬼と呼ばれる部分が、一部ひしゃげていたので、軽くたたく程度の形状修復
・金具（蝶番４枚、引手２個）の新品交換　または、金具の修復

本格的に修理する程でもなく、とは言え、簡単に直すのもなかなか悩ましいです。

塗装もそろそろの塗直しの時期。蝶番は錆びていて、交換しておきたいところです。

見積は、メールに見積書（PDF）を添付して、お送りすることで了承いただき、一週間ほどで見積書をお送りしました。
即決頂き、お預かりの日程を調整して、9月9日雨の降りしきる中、お預かりに伺いました。