【船橋市】一社宮覆いの修理・修復（飛田様）

お客様からのご要望

庭にお祀りするお稲荷様、覆いの左下が腐っていて、修理（交換か補修か）して塗直して欲しい。また、中に祀る一社宮は新しくしたいが、既存の一社宮を引取って処分して欲しいです。

< 施工前 >

< 施工中 >

左写真）腐った左柱部分を切開中　　　　　写真右）腐っていない方の右柱、この釘は抜けず、切断しました。

手前と左の枠木を交換しました。

< 施工後 >

塗装は３度、重ねて塗りました。屋根の内側もしっかり塗りました。すべて刷毛塗りです。

御用命頂き製作した一社宮。納品時の写真を撮り忘れて、カタログのご紹介です。

施工内容

施工費用：修理の規模や、木部の傷み具合等により変わりますので、個別お問い合わせ下さい。

職人からの一言

大工さんの作りでしょうか、柱を固定するのに、すごく長い釘（上記写真）が２本打たれていました。私たちは普段釘はあまり使いませんし、使ったとしてもこの様な長く太い釘は使わないので、少し驚きました。ただ、もの凄くしっかり造られたんだなと思います。

赤と言う塗料は、意外に悩ましく、一度塗りでは透けてしまいます。その為もあって２度塗りますが、私どもは３度塗りました。でも、それ以上に大切なのは、いつも言っている事ですが、下地を整える事です。

覆い自体に重量があり台座には固定されていませんでしたので、搬出入の手間は無かったのですが、門扉を超えるのに２名で持ち上げるのに少し神経を使いました。

今回は、１月中旬にお預かりして、お届けは３月中にする予定が５月になってしまいました。多忙とそれによる疲れからか職人が倒れるなどの理由があったにせよ、大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

ただ、職人の世界も高齢化が急速に進んでいるなど、人の手当が簡単に出来ないのです。職人の代えは簡単ではありません。