【杉並区】鳥居の新設と廃棄とお社の建替え

13日の土曜 朝早く、お社（外宮）と鳥居の改修の見積りに、お社の専門職人を同行して行ってきました。お忙しいお客様は、お昼前に開かれる会合がおありになるので、早い時間を調整しました。

旧家のお庭にあるお社と鳥居は、木漏れ日の中で良い雰囲気を醸し出していましたが、近づいてみると、やはり永い年月の風雨の中で傷みは進んでいました。

凝った彫りが窺えます

まず、鳥居ですが、一番傷みの進んでいる手前の鳥居を撤去して、奥に一回り大きい鳥居を新たに造る計画です。

次に、お社です。傷みはもちろんですが、お客様が新たに納めたいお札が現状のお社に納まらないのです。そこで、建て替えのお話しになった訳です。

お社をさらに拝見すると、手の込んだ彫刻が多く見られます。お社の値段の差は、木の素材の違いや装飾金具の違いもありますが、こうした彫り物の差は大きい要素です。

そこで、お見積もりとしては、装飾を現状と同等にして、大きいお札が納まるように一回り大きいお社をご提案しようと思っています。更に、ご予算等を勘案して、装飾部分をやや簡素にしたご提案も併せてご提示しよう追うかと思っています。

商売の繁盛を祈って代々屋敷の守り神として祀られたお稲荷様、大事にされたいお気持ちにお応え出来たら嬉しく思います。