神棚の祀り方

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神棚の祀り方

職人ブログ

2020/11/10 神棚の祀り方

最近、お仏壇やお稲荷様の修理や修復のご相談を頂いた時に、神棚のご相談を併せて頂くことが多くなりました。そんな訳で、改めて神棚の祀り方を、ご紹介してみたいと思います。

 

神棚を設けてお祭りする意味

ご家族が心を合わせてご先祖様を尊び、家族の平和と繁栄を祈るためです。

そうした気持ちで神棚に向かい拝めば、神様や御先祖様がご家族を守って下さり、家庭円満、子孫代々繁栄することだと思います。

 

お祭りする場所

御宮正面を南、または東に向けて置くと良いとされています。また、下をくぐり抜けない場所が良いです。この2点を頭に入れて、毎日拝んだり、お供え物をするのに都合の良い場所に置きます。勿論、条件がそろったからと言って、ご家族から離れた寂しい場所などは論外だと思います。設置方法は、鴨居を利用されるなどして棚を設け、その中央に御宮を置きます。

 

< 配置例 >

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❶御宮の中に神札をお祀りします。❸真榊(まさかき)は、「栄える木」を意味し、榊立てや花立にさして飾ります。花屋さんで定期的に届けてくれたりするサービスもあるので、利用すると便利でしょう。

 

御宮の種類と神札

神明造、流れ造、箱宮などがあり、また一社造、三社造があります。

・ 一社造の場合、一番手前に天照皇大神宮のお札を、次に氏神様のお札を、最後に左に各自が思う所の神社のお札を重ねて祀ります。

・ 三社造の場合、中央に天照皇大神宮をお札を、向かって右に氏神様のお札を、左に各自が思う所の神社(受験や安産などで願掛けした神社など)のお札を祀ります。

※ 氏神様は、必ずしも近所の神社とは限りません。区画整理などで町割りが変わってしまっています。神社や神社庁に聞けば直ぐに教えてくれます

 

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お供え物

毎日のお供え物は、米(または炊いたご飯)・塩・水の三品が一般的です。酒は瓶子(へいし:酒を入れて、つぐ器)に入れて供えます。

いただきものや季節の初物は、一度お供えしたいものですが、三方や折敷に盛ってお供えします。お供えする前に、まず手を清め口をすすぐことを忘れない様にしてください。
 

< 一般的なお供えの配置 >
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参 拝

参拝するにも、手を清め口をすすぎます。そして二礼二拍手一礼をします。

 

以上、簡単にご説明してみました。もし、自宅に神棚があったら、見直していただき、改めて手を合わせてみてはいかがでしょうか。
コロナ過でも、神様やご先祖様との濃厚接触は、むしろ心を穏やかにしてくれるのではないでしょうか
 
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