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お仏壇の置き方 ~ その弐、置く場所 ~
昨日の続きで、今日はお仏壇を置く場所です。 重要なのは、“毎日お参りする場所”であることだと思っています。 お仏壇の置き場所として浮かぶのは、居間(リビング)、床の間、仏間くらいでしょうか、いずれかに置くとして整理してみたいと思います。
私がお勧めしたいのは、実はリビングです。いつも家族がいる場所です。仏さまとご先祖様がいつも見てくださっていて、寂しくないのが居間ではないでしょうか。それに、すぐにお参りができて給仕もしやすい場所です。最適です。
「床の間に仏壇を置いていいの?」と私も一瞬思いましたが、考えてみれば仏様とご先祖をお祀りするお仏壇を、家の中では一番よい場所に置くのは、逆に当然のことだと思います。
仏間のあるお宅はそれほどないと思いますが、お仏壇専用の部屋である仏間は理想かもしれません。ただ、家の片隅ではでどうかと思いますが・・・ 仏間には「半床仏間」「地袋付仏間」「三尺仏間」「一間仏間」などがあって、当然ですが、仏間の種類や大きさにより、選ぶ仏壇の大きさも違ってきます。 逆もしかり、仏壇の大きさで仏間の作りも変わりますので、仏間がなくて改めて仏間を作るようなリフォームや建て替えでのアイデアと注意点をご紹介します。
大工さんや施工業者さんに相談して、押し入れやクローゼットを改造してもらうと、お仏壇がぴったり納まった仏間を費用を押さえて造れます。(仏間に限らずお仏壇を納めるスペースとしても同じです) その際、皆さんに取り入れたら良いと思う事例があります。 それは、千葉県のお客様でしたが、洗浄・修復を済ませて綺麗になったお仏壇を、新築されたお家に納品する時に拝見しました。
なぜ今までなかったのかと思うようなことですが、収めたお仏壇の真上に換気扇がついていました。これならお線香の煙もすっーと抜けて、いつまでもお仏壇が煤けずに済みます。でも私たちの仕事が減るかもしれませんが・・・。
次に注意点です。当たり前と思われるでしょうが、お仏壇の寸法をしっかり測ることです。 実際に私がこれまで3度体験した事例です。いずれも新築あるいはリフォームされたお宅にお仏壇を納める際に、せっかく設えたお仏壇のスペースに入らなかったのです。わずか5㎜とか1・2㎝の事でしたが入りません。なぜか、お仏壇は上部の屋根と下部の台の横幅が違がった例と、内側の壁紙下辺に化粧された板の厚みが、設計での横幅を狭めてしまった例、もう一例の原因は分かりませんが、そもそも図り間違えか設計ミスと思われる事例です。加えて、扉の開き具合も考慮する必要があります。
旧家などは仏間に、それこそ本尊やお位牌をお祭りするよう初めから作り付けてあるのを見ます。「仏壇じゃないけど洗浄して綺麗にしてもらえるの」というご用命を受けてたことがあります。作り付けの棚と全面にガラス戸があるなど、通常の洗浄・修復に少し手を加えた施工となりましたが、大変喜んでいただきました。
お仏壇の置き方 ~ その壱、向き ~ 、お仏壇の置き方 ~ その参 気になる事 ~
も合わせてご覧ください。
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・金仏壇 クリーニング
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25/01/12
24/12/16
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昨日の続きで、今日はお仏壇を置く場所です。
重要なのは、“毎日お参りする場所”であることだと思っています。
お仏壇の置き場所として浮かぶのは、居間(リビング)、床の間、仏間くらいでしょうか、いずれかに置くとして整理してみたいと思います。
居間(リビング)
私がお勧めしたいのは、実はリビングです。いつも家族がいる場所です。仏さまとご先祖様がいつも見てくださっていて、寂しくないのが居間ではないでしょうか。それに、すぐにお参りができて給仕もしやすい場所です。最適です。
床の間
「床の間に仏壇を置いていいの?」と私も一瞬思いましたが、考えてみれば仏様とご先祖をお祀りするお仏壇を、家の中では一番よい場所に置くのは、逆に当然のことだと思います。
仏 間
仏間のあるお宅はそれほどないと思いますが、お仏壇専用の部屋である仏間は理想かもしれません。ただ、家の片隅ではでどうかと思いますが・・・
仏間には「半床仏間」「地袋付仏間」「三尺仏間」「一間仏間」などがあって、当然ですが、仏間の種類や大きさにより、選ぶ仏壇の大きさも違ってきます。
逆もしかり、仏壇の大きさで仏間の作りも変わりますので、仏間がなくて改めて仏間を作るようなリフォームや建て替えでのアイデアと注意点をご紹介します。
大工さんや施工業者さんに相談して、押し入れやクローゼットを改造してもらうと、お仏壇がぴったり納まった仏間を費用を押さえて造れます。(仏間に限らずお仏壇を納めるスペースとしても同じです)
その際、皆さんに取り入れたら良いと思う事例があります。
それは、千葉県のお客様でしたが、洗浄・修復を済ませて綺麗になったお仏壇を、新築されたお家に納品する時に拝見しました。
なぜ今までなかったのかと思うようなことですが、収めたお仏壇の真上に換気扇がついていました。これならお線香の煙もすっーと抜けて、いつまでもお仏壇が煤けずに済みます。でも私たちの仕事が減るかもしれませんが・・・。
次に注意点です。当たり前と思われるでしょうが、お仏壇の寸法をしっかり測ることです。
実際に私がこれまで3度体験した事例です。いずれも新築あるいはリフォームされたお宅にお仏壇を納める際に、せっかく設えたお仏壇のスペースに入らなかったのです。わずか5㎜とか1・2㎝の事でしたが入りません。なぜか、お仏壇は上部の屋根と下部の台の横幅が違がった例と、内側の壁紙下辺に化粧された板の厚みが、設計での横幅を狭めてしまった例、もう一例の原因は分かりませんが、そもそも図り間違えか設計ミスと思われる事例です。加えて、扉の開き具合も考慮する必要があります。
その他
旧家などは仏間に、それこそ本尊やお位牌をお祭りするよう初めから作り付けてあるのを見ます。「仏壇じゃないけど洗浄して綺麗にしてもらえるの」というご用命を受けてたことがあります。作り付けの棚と全面にガラス戸があるなど、通常の洗浄・修復に少し手を加えた施工となりましたが、大変喜んでいただきました。
お仏壇の置き方 ~ その壱、向き ~ 、お仏壇の置き方 ~ その参 気になる事 ~
も合わせてご覧ください。
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・神輿 修理・修復
・工芸品 修理・修復