【大田区】社務所看板の修復（塗り替え、金箔押し）

お客様からのご要望

昭和53年に作って奉納した看板、大分くたびれて傷んできているが、作り変えずに直せると聞いたのでお願いしたい。

板面は黒で、文字は金箔で仕上げて欲しい。裏面は、既存に書かれた文字に加えて、新たに「令和三年改修」と2名の名前を書き加えて頂きたい。

＜　施工前　＞　　　　　　　　　　　　　＜　施工後　＞

同じアングルの写真を撮っていないので、上段の写真を拡大してみました。傷を埋めてからカシューを２度塗りしています。

裏面も同様に木地直しをして塗直した後に、製作者と今回の修復された方々のお名前をお書きしています。

職人からの一言

当初、裏面は何も手を加えずに、そのままで良いとのことでしたが裏面も傷みは同じす。やはり修復して塗り直しておいた方が良いと思いました。そこで、追加で文字を書くなら、塗ってしまって既存の文字も書き直したらいかがでしょかとご提案しました。書き直しの文字数分の費用が少々増えますが、塗は両面塗っても作業上あまり変わりませんので、塗りの追加費用は無しとさせて頂きました。

実は、今回のご用命は、神輿の修復をさせて頂きましたお客様から頂いたものです。神輿の修復を評価していただいた結果です。何より、嬉しく思います。ありがとうございました。

令和3年9月21日 お届けしました。

看板サイズ：縦１２００×幅２０４×厚さ３２（㎜）

施工内容

・木地直し、カシュー塗り

・文字：表面の彫り7文字は金箔、　裏面は手書き33文字

施工期間：３週間程