【大田区】白蟻被害の灯籠修理・修復（熊谷様）

お客様からの声

塗装の下で白蟻がお腹を一杯にしているのに、見た目はあまり傷んでいる様に見えませんでした。触ってみる灯篭はグラグラと揺れ、時すでに遅しでした。

早速お願いしましたが、造り替える必要はないとのことでしたので、足部分のみ交換修理をお願いする事にしました。

< 施工前 >

かろうじて立っていたのですが、簡単に倒して持帰る事ができました。

< 施工後 >

基礎はお客様がなさるとのことでしたので、どこまで埋めるかガイドの印をつけてお届けしました。

(白蟻は）相当沢山いたんだと思います。1年でもやられる時はやられるし、10年以上平気て建っているものもあります。

気候やそれに伴う周囲の環境で、白蟻が大量発生なんてことも…、あまり考えたくはありませんがありえます。
柱1本交換の修理ですが、気になる処はあるものです。窓下の板が外れかかっていた部分はついでに直しておきました。

防蟻剤をお見せして、HCなどでご購入され散布する事をお勧めしました。
退出の際に、防蟻剤を鳥居の周囲も含め散布して帰途につきましたが、定期的に拝見しに伺おうと思っています。

※ シロアリは、名前に「アリ」とありますが、アリの仲間ではありません。

ゴキブリを先祖とした原始的な昆虫で、昆虫学でいう処のシロアリ目に属する「蟻」とはまったく別の種類の昆虫だそうです。
熱帯・亜熱帯地域～温帯地域にかけて、2,900種類以上が生息するといわれています。
このうち日本で見かけることができるのは23種類。大半は枯れた木材や落ち葉などを食物としていて、森林再生に大きな役割を果たす益虫だと言われています。
しかしながら、残念なことに、今回の様に灯籠や人の住居に大きな被害を与える白蟻がいます。

それは、＜　ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ　＞です。

どのようなシロアリなのか、その見分け方や対策をブログで紹介していこうと思います。