【千葉県習志野市】大戸（唐木仏壇外側扉）の修理

先月末の7月31日、お電話で次のようなお問い合わせを頂きました。
「唐木仏壇の右外扉枠が壊れていて修理したいが、費用はどのくらい掛かりますか？」というものです。
「持帰りかご自宅で修理するかなどでも変わりますが、大工仕事２～3万円で承ります」とお話すると、他業者さんに℡したら40年前の仏壇なら、クリーニングも必要という理由で法外な費用を言われたそうです。確かに40年前購入であればクリーニングはお勧めですが、お客様のお気持ちの内で、その助けになればという思いでお請けしているとお話ししました。

＜ 枠が外れた大戸 ＞

現状、写真を撮り忘れましたが、よくある同じ状態の扉です。

お伺いしてご要望をお聞きし状態を確認すると、蝶番の緑青も気になるとのことでした。確かに緑青は取り除いて蝶番を修理しておいた方が良い状態です。先の問い合わせた業者さんからもネジが折れて扉が外せないかもと言われたそうです。

＜ 蝶番の緑青 ＞

恐らく左上の木ネジは、頭の部分から折れるかもしれません。扉から外すと蝶番の裏側も緑青が出ています。

対応方法などの一通りご説明が済むと、その場でお願いしたいとの事で、内外扉をお預かりすることになりました。せっかく扉とその蝶番を修理するのでしたら、お障子の張替えをお勧めしました。お障子の張替えは、ご主人に相談してから後程連絡いただくと言う事で、扉を外して持帰りました。

＜ お障子 ＞

お盆明けには出来上がるので、修理が済んだ状態を、またご紹介したいと思います。

 
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