作務衣は、私のユニフォーム

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作務衣は、私のユニフォーム

職人ブログ

2016/05/03 作務衣は、私のユニフォーム

作務衣(さむえ)とは、ご存知の方も多いと思いますが、僧侶が掃除や畑仕事など寺院を維持するための作業を行う時に着る作業服です。

私は、お仏壇の修理や洗浄、修復の作業をする時に、ほぼ毎日着ます。

ではなぜ作務衣かと言うと、金具が一切ついていないからです。作業する中で、お仏壇や仏具、お位牌などを、傷つける心配がないからです。

勿論、寺でよく見かける作業服ですから、業種から言って見た目も重要ですが、何しろ金具がついていない。私は特にボタンさえ付いていないタイプを選んでいます。

 

最近では、作業以外に出かける時も、作務衣に雪駄です。服を選ぶのが面倒な事もありますが、締め付ける部分もなく、非常に楽です。

 

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修理・修復した神輿が、担がれる祭礼にお邪魔した時の写真です。

 

先週、久しぶりに電車で移動する日がありました。

朝の通勤時間帯、連休中ですが今日は祝日ではないので、やはりサラリーマンの黒いスーツ姿が目立ちます。

私は作務衣、違和感ありありです。それと、雪駄は足を踏まれそうで、少し怖いです。

 

観光客も多いせいか、服装のコントラストが協調されていることもあるのでしょうが、サラリーマンのスーツの色はほぼ黒系のです。

不景気になると保守的になり、黒や紺系が好まれると紳士服の店で聞いたことがあります。
国民総活躍が実感できる社会、毎日がワクワクするような社会になるといいなと思います。
そうしたら、服装も個性的にカラフルになるのでしょうか、

 

ちなみに、私はいつも紺色の作務衣ですが、紺以外の作務衣が想像できません。
服装の色は、やはり業種や職種などのイメージによるのでしょうか。

 

皆さんも、作務衣を着てみたらいかがでしょうか。私の来ている作務衣は作業着って感じですが、最近ではおしゃれなデザインも多く見られます。

お家で作務衣、掃除してもいいですが、締め付けがなくリラックスできますよ。

 

 

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