お仏壇の扉の蝶番修復

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お仏壇の扉の蝶番修復

職人ブログ

2016/12/01 お仏壇の扉の蝶番修復

お仏壇の扉の蝶番修復というと、少し大袈裟かもしれませんが、意外に手間がかかる工程を紹介します。

蝶番を外す

意外に手間が掛かります。木ネジを外すだけなのに、どこが大変なのでしょうか。
それは、木ネジのサビです。古いお仏壇は木ネジの頭がマイナスの物が多く、少し無理にドライバーを回すと、ねじ山をナメテしまいます。

それに、外れたとホッとして木ネジを見ると先が欠けています。そうです。木の中に錆びた木ネジの先が折れて残っているのです(取付の時に、障害になります)。

汚れとサビ落とし

まず、表面の汚れとサビを薬剤で落とします。薬剤に漬けすぎると蝶番の塗装まで落ちてしまいます。内・外扉合わせて16枚程の蝶番ですが、汚れもサビも一律ではありません。ひどく錆びた蝶番に漬けおく時間を合わせれば、程度の良い蝶番の塗装が落ちてしまうので、注意しながら塗料まで落とさない様にギリギリまで漬けておきます。
次に、薬剤でも落ちないものについては、サンドペーパーで丁寧にサビ落としをします。
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色付け

蝶番の裏表に、クリアーラッカーで塗料を吹き付けます。
片面ごとに吹き付けては乾かしますが、乾燥に時間を掛けます。季節によってかなり違いますが、夏でも2時間以上は置きます。急ぐと失敗します。

コーティング

色付けのラッカー塗料をしっかり乾かせてから、透明ラッカーを色付けと同じように、裏表に吹き付けます。乾燥も吹き付け同様です。
色付けとコーティングで、丸一日掛かります。
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蝶番の取付

木ネジを外した穴が緩くなっている場合や、木ネジがサビたり、先が折れたりしている場合、木ネジは新しい物に交換します。あるいは穴を補修して埋めたりします。何より厄介なのは、木の中に木ネジの先が残っている状態です。同じ長さの木ネジが入りませんので、短めの太い木ネジを使ったりして何とか止めま
す。
そして、最後に厄介なのは建付けです。相手は「木」です。同じ位置に木ネジを付けたつもりでも、何十年ぶりに外して付け直して付け直しますから、ぴったりとはいきません。よく見ると本体自体が歪んでいたり、扉の板が反ってしまったりしているものもあります。もっともお預かり時点で、建付けが悪くなっていることが非常に多く、たいていそれよりは良くなっていますが、できるだけぴったりするように調整します。

以上です。

 

 
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