仏壇の修理・修復をする工房と頭の整理

この一週間、何もしていない訳ではないのですが、重いと言うか、作業ペースがかなり落ちています。

現在、唐木仏壇の洗浄・修復でお預かりしているのが３基と、預かり予定が１基ありますが、いずれも納期まで時間がたっぷりあります。余裕があるとゆっくり丁寧に、細かなところにも手が入れられますが、その反面やり過ぎて当初見積り以上に材料費が掛かったり、進行がぐちゃぐちゃになったりします。

なぜか。

反省の為にこのブログを書いて言いますが、一つに進行にリズムがでないことです。例えば一か所にこだわり過ぎて、その部分を継続的に進めながら、他の部分に手を付けてしまうなどです。

二つ目は、作業スペースが狭いことです。お預かりの仏壇３基に加え、溶剤などを試す試験用の仏壇などもあり、手狭となっています。

そのため、本体は工房で、扉や仏具などは東京の事務所で、更に神輿は成田の工房でとバラバラに行っています。メリデメはありますが、移動はやはり負担です。

三つ目は、二つ目にかぶっていますが、手狭なのに材料や溶剤などが、十分整理整頓ができていないのだと思います。狭ければ狭いほど整理が必要ですが、違う工程を同時に進行させたりすると、重複する溶剤・工具類も行ったり来たりします。

整理整頓は、単に修復材料や洗浄の溶剤・工具だけでなく、工程の進行も良く考えてする必要があります。初心に帰って、工房と頭を整理しようと思います。

【唐木・金仏壇クリーニングのまことみ堂のサービス】

・金仏壇　クリーニング

・唐木仏壇　クリーニング

・仏壇　リフォーム、引越し時お預かりクリーニング

・神輿　修理・修復

・工芸品　修理・修復