お仏壇のお詣りはどうするのか

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お仏壇のお詣りはどうするのか

職人ブログ

2017/04/06 お仏壇のお詣りはどうするのか

ご両親が亡くなられ、ご実家からお仏壇を引き取られた方からクリーニングのご依頼をいただきますが、納品時に次のような内容のご質問をよくいただきます。

「毎日のお詣りは、どのようにすればいいのでしょうか」と。何となく知っていることでもいざ自分がするとなると、知っているようで知らないことに気づくのではないでしょうか。

お詣りの基本はお線香をあげて拝むことですが、それではいつお線香に火をつけて、ご飯・お茶・水・お花などを、お供えするのかといったことではないでしょうか。

 

≪日々のお勤め≫

1. 朝、起きたら、まず仏壇の扉を開きます。その際、合掌して軽く一礼。(1.6.扉の開閉は毎日行なうご家庭と、昼夜も開けたままのご家庭があります。)
2. 朝食前に、仏飯、お茶、花などを供えます。毎日が望ましいですが、大変なので毎週月曜日とか、月命日などは必ずお供えをするとか、決めておくと良いと思います。
3. 次に、燈明(蝋燭に火をつける)線香を立てて、りんを鳴らして合掌礼拝します。ここで数珠を手に経を読むところですが、できない方は合掌礼拝だけでもいいと思います。何より仏様ご先祖様へ の感謝の気持ちで合掌礼拝することです。
4. 朝食後、お供物を下げて蝋燭の火を消し内扉を閉じます。息を吹いて消したり手で扇いで消したりせず、蝋燭消しで消します。
5. 頂き物や特別にご先祖様にお供えしたいものがあれば、仏前にお供えします。
6.就寝前に、合掌一礼して、扉(内側と外側)を閉じます。

 

≪お花(仏花)≫

一般にトゲのあるバラとか、指し芽で増える紫陽花、花が落ちる椿などは避けることが多いようです。故人が好きだったお花などを供えたらよいのではないでしょうか

 

≪果物やお菓子≫

いただきものや、季節の初物をいただくときは、まず、お仏壇にお供えしてからいただきます。

※ 真宗ではお茶・水はお供えをしませんので、宗派などにおける違いはそれぞれお調べいただくか、菩提寺のご住職様等にお尋ねください。

 

 

お仏壇に関するお問い合わせは、まことみ堂 ☎03-6324-9100 または、問合せメールまで

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